FC2ブログ

【創作官能小説】異文化交流

作品内容キーワード
女性視点/ディルド/電動バイブレーター


異文化交流

(本編)


ここに、欲望と刺激に飢えた一組の若年カップルがいる。

「なぁ、海外製の電動バイブを使ってみようか?」

「私に買ってくれるのね!ありがとう!」

「いや、そういう意味じゃ・・・まぁ、いーか」

そんなやり取りから数日後、彼氏の部屋にひとつの小包が届く。

「おれ、英語が分からないからさぁ。兄貴に任せて取り寄せてもらったんだよ。兄貴にも手数料とられちまって・・・」

彼氏の言葉を右から左に流しながら、彼女は化粧箱の中から本体を引っ張り出す。

「肌触りはいいけど、これまたずいぶんとシンプルね」

ディルド本体は、とくに意匠が施されているふうでもなく、単なる太った芋虫にしか見えなかった。

「う、うーん。とりあえず、使ってみようぜ」

その晩、ベッド上で試合開始のゴングを聞いたふたりは、くんずほぐれつの性愛レスリングを始めた。両者の股間から淫靡な汗がほとばしり、試合は佳境へと近づいてゆく。待ってましたといわんばかりに、彼氏がベッド下から例の凶器を持ち出す。

持ち手部分のスイッチを入れると・・・ブブブブブ・・・・・本体が小刻みに振動する。それを彼女の秘部にあてがうと、少し離れたところから、なまめかしい嬌声が上がる。

「さあ、入れるぞ・・・・」

ニュルニュルニュル・・・・・先端が光沢の孔をヌラヌラと貫く。

「あん、あん、いや・・・いやぁ」

彼女はいつも通りの反応を示しながら、自己陶酔の世界へと落下してゆく。一方、これまでにない刺激を密かに期待していた彼氏は、形容しがたい心のしこりに悩まされた。この日のふたりの性交渉は、普段どおりの性的興奮は得られたものの、新しい道具に対する満足感は得られなかった。

「この程度なら、日本のやつでも良かったんじゃね?」

彼氏が口惜しさをあらわにする。余韻から覚めた彼女がゾンビのように起き上がると、ベッド下の化粧箱を取り上げて、そこに書かれてある英文にうつろな目を通す。

「ボイス・・・レコ・・・レコグニ・・・ション?」

彼女は小首をかしげた。日本語訳が即座に出てこなかったのだ。

「それ、おまえにやるよ。持って帰っていいよ」

「う、うん、もらっていく・・・」

帰宅後、さっそく彼女は箱に書かれてある英文の翻訳に取り組む。その結果、この製品は音声認識バイブレーターであることが判明した。

「どうりで・・・彼氏にやられたとき、変な感じだったわけだわ」

何となくの気持ちで、彼女は自慰行為を始めた。エッチな気分になり、股のあいだを擦ると、卑猥な汁がジュンジュンとあふれ出てくる。彼女はツヤツヤに濡れそぼる秘部を指先で広げると、バイブの先端をゆっくりと挿入させる。

「あの変な感覚・・・あれは何だったの。音声認識のせい?」

スイッチを入れると本体が振動する。その刺激自体は想定内のものだ。彼女は下腹部の内側を心の目で見つめながら、ひとりきりの世界に浸る。

「いや・・・いやぁ・・・」

ギュウン!・・・先端が大きく揺らめいた。

「えっ、音声って、いや?・・・いやっ!」

バイブレーターは無反応だった。振動は通常のものに戻っている。

「とにかく、声を出さなきゃ、声を・・・」

彼女は下腹部に意識集中して、性感が舞い上がってくるのを感じ取る。

「うんっ、はぁ、イヤァ・・・イェァ!」

ギュウン!・・・先ほどと同じように先端が揺らめいた。

「そうよね・・・海外製だものね」

このとき、ついに彼女は理解した。

それからというもの、彼女は目の色を変えて英語の勉強に励んだ。すべては、あの音声認識バイブレーターの機能を最大限に引き出すためであった。

彼氏の監督のもとで、海外ポルノを横で流すという案を実行してみたが、ヴァギナ内部のバイブは無反応だった。どういう仕組みか分からないが、挿入している本人の生声でないと認識しないようだ。

ある晩のこと・・・

「YES!YES!YES!YES!」

バイブ片手に悶える彼女のベッド横で、彼氏がすっかり萎縮している。

「おまえ・・・日本人か?」

「OH!とYES!とYeah!でバイブの動きが変わるの。あとね、HarderとFasterとDeeperで・・・言葉をつなげて・・・Yeah, I like it! keep it up!」

「はあ・・・・」

この日、彼氏はベッド上の彼女を眺めながら黙々とオナニーをした。

さらに数日後・・・

「Easter eggs!」

彼女が迫真の表情で訴えかける。

「うわっ、びっくりした。いきなり大きな声だすなよ。・・・それってどこかで聞いたことあるな。ゲームだっけ?」

「そうよ、ゲームにもあるわ。製作者によって組み込まれた秘密のプログラムっていうやつよ。このバイブは、ある長い言葉を投げかけると特殊な動きをすることに気づいたの。それが、すっごく気持ちいいの!」

ギュウウウン・・・・バイブが緩急自在にうねりを加える。女の粘膜が擦れ、肉壁が圧される。

「You're hitting the spot! You make me crazy!」

ベッド上で彼女がアッチの世界にトンでいる。

「なんか、ずいぶんと遠くに行っちゃったな、おまえ・・・」

部屋の隅で体育座りをしながら、彼氏がつぶやく。

「Ahhhhhhh!!! I'm cumming!!!!」

それから数ヶ月後、彼女は晴れてTOEICの取得に成功。外資系企業に就職して、複数の外国人との交流関係を築いた。一方の彼氏は、アルバイト先の飲食店にて、連日連夜のサービス残業に喘ぎ続けた。ふたりの恋人関係は・・・続いていると思いたい。


(おわり)
関連記事
スポンサーサイト
[PR]

テーマ : アダルト総合
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

いんふぉめーしょん
ここは大人だけが入れる場所です。アダルト表現が含まれていますので、未成年の方は戻るボタンを押して下さい。
プロフィール

イヂロー

Author:イヂロー
男。
会陰部オナニー愛好家。
ドライ・オーガズム実践者。
女性の足フェチ。

*プロフィールとリンクバナー
コチラ

*性生活に関する持論
コチラ

*アダルトビデオに関する持論
コチラ

当ブログはリンクフリーですが、相互リンクの際にはメールで御一報頂けると、興奮のあまり嬉ションします。

かうんたぁ
踏んで


レズビアン創作小説


エロブログのリンク集


女性主催のエロ探求サイト


リンク
最新コメント
北風
最新トラックバック
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

雪見オナニー

しょーとかっと
人気記事へのショートカット ドライ・オーガズム指南書 アネロスとエネマグラ、その周辺 前立腺マッサージ器アネロスを紹介! 前立腺スイッチを操作できるようになるまでの話 女性を感得した体験談
カテゴリ
最新記事
通販サイト
会陰部LOVE
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
RSSリンクの表示